ワーキングホリデー(オーストラリア編)後編
【仕事】
1年間で私は2つの仕事をしました。
1. Nursery Hand (場所:Donnybrook) 時給制($12/h)
2. Vinyard (場所:Margaret River) 歩合制
1.の Nursery Handとは何ぞやと思いましたが、コアラが食べるユーカリの葉を育てる仕事だそうで、パース市内のシーズナルワーク斡旋所みたいな所があったのでそこで仕事をもらいました。
宿は既に決められていてオーナー家の横にもう1件家があり、他の方と共同暮らし。
行ってみると全員が日本人の女性でした。私含めて6人。
完全にそこは"日本"と化していました。
仕事はというと毎日毎日ひたすらユーカリの苗をコンベアーで流れてくるポットに植えていく作業。もともと単純作業が好きなので、何も考えなくていい仕事に
「ああ、楽な仕事やなぁ」と思い30分が経ってからまさに地獄の始まり。
ひたすらひたすら立ちっぱなしで流れ作業...
植えては流れ、植えては流れ同じ作業の繰り返しがこんなにきついとは、初日からもう完全にヘトヘトになってしまった。
特にいつまで働かないといけないといった期限はなかったので、1ヶ月でDonnybrrokを離れたのはいうまでもない。さようなら、ドニー。
(その時一緒に暮らしていた日本人の女性5人は本当にいい人達ばかりで毎日合宿をしているようでした)
2. Vinyard
ここにはなんだかんだで4ヶ月くらいはいた、最初の1ヶ月は仕事がなかったので
待ちぼうけだったけど、残り3ヶ月は結構必死に頑張って稼いだ。
なぜならVinyardの仕事は歩合制だったから、頑張れば頑張るほど収入になる。
時給のユーカリの地獄流れ作業より遥かにモチベーションアップになっていた。
仕事内容はPruning(剪定)といって、広大な敷地内にワイナリーの木がたっくさんあって大きいハサミを使いながら枝の剪定する仕事。
歩合制なので木1本に対して何セントといった具合、毎朝8時から16時半までひたすら剪定、雨が降ろうが強風が吹こうがひたすら仕事をした。
残高$100しかなかった貯蓄が最終的には$6,000になった。
この町でも本当に色んな人に出会った。
韓国人がとても多くて、やたらと集まってはご飯食べたり飲んだりワイワイ楽しく過ごした。休みの日には海に行ったり、寿司を作ったり、みんな本当にいい人ばかりで週末を楽しく過ごしていた。(朝から"辛ラーメン"に赤い唐辛子かけて食べることだけは到底理解できないけど)
私はワーホリを通じて本当に日本全国、または世界各国色んな人と出会った、これだけは貴重な経験になったと思う。
こうあるべきとか常識にとらわれず、皆気の向くままに行動し、人生を楽しんでいた。
日本に帰ってからはOLをずっとしているけど、改めて昔みたいに今必死になって行動しているかな、人生楽しんでるかな....って今ブログを書きながら考えさせられている。
もし、ワーホリや留学を考えている方がいたら勇気を出して行って欲しいです
絶対に日本では体験できないことができるし、色んな人に出逢えるんだから♪